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日本では昔ながらの瓦屋根が広く普及していましたが、近年では海外で普及している他の屋根材なども使われるようになり、選択肢が増えました。それぞれのメリット・デメリットをよく理解して選ぶことが必要になってきます。 また、屋根は放置せず定期的なメンテナンスを適切に行わないといけません。少しの傷みから雨漏り被害などが始まり、家全体の大規模な修理が必要になってきてしまうのです。
少し前まで屋根と言えば、瓦かトタン屋根が主流でしたが、近年では、スレート、ガルバリウム鋼板、アスファルトシングルなどのシェアもぐんぐんと増えてきています。
それぞれの特徴を比べてみてみましょう。
瓦
日本で古くから使用されている耐久性に優れた屋根材です。
寿命が半永久的で再塗装が不要なため、耐用年数も長くメンテナンスコストが他に比べかからないというのが大きな魅力です。
また、気温の変化に強く夏は涼しく冬は暖かで、結露しにくいという特徴もあるので、日本の気温・風土に一番合っている屋根材と言えます。
だからこそ、今までの日本で大きく普及していたのですね。また、今現在でも約50%以上のシェアを誇り、根強い人気があります。
一方で、一番のデメリットは重量です。他の屋根材に比べ重いため、耐震性を考慮した仕様にする必要があり、室内に耐力壁が多く必要になってしまうので、壁を取り除けなかったり窓などの開口部を広く取れなかったりしてしまいます。
そのため、他の屋根材から瓦に変更するのは、耐震性も低下するため難しいでしょう。
化粧スレート
現在、日本の新築住宅で最も多い屋根材で、セメント成分に繊維質の材料を織り交ぜてできた薄い屋根板です。
化粧スレートが多く普及した理由として、軽量(瓦の1/4)で瓦より耐震性が高く耐火性・耐熱性に優れていて機能的な上、安価なのでコストパフォーマンスが優れているという点が挙げられます。
また、広く普及している屋根材なので、施工業者を探しやすいのもメリットの一つです。
一方、デメリットも幾つかあります。10年ほどでクラック(ひび割れ)が生じたり塗装表面が傷んだりするため、他の屋根材と比べると頻繁にメンテナンスが必要です。
また、瓦に比べ衝撃性に劣り、人の重さや飛来物で割れてしまうことがあります。表面がザラザラしているので水分が滞留してしまいコケやカビが生えやすいという点もデメリットです。
ガルバリウム鋼板
金属製の屋根というとトタンを思い浮かべる方も多いと思います。
価格が安く軽量で耐震性も高いため重宝されていましたが、錆びやすく経年劣化で穴があくことがあり寿命が非常に短い屋根材でした。
このトタンに代わる金属屋根がガルバリウム鋼板です。単価・性能の観点から総合力の高い金属屋根と言えます。
金属屋根の一番のネックだった防錆性はトタンに比べると約4倍で、金属だけれど錆びにくいというのが大きな特徴です。複雑な形状にも対応でき緩い勾配の屋根も施工可能です。軽量(瓦の約1/8)で、耐震性が高く防水性も高いという点も魅力です。
一方、スレート同様衝撃に弱く傷がつきやすく、薄いため防音性が低く雨音が響いてしまう点もデメリットです。
また、断熱性が低いため夏場は暑くなりやすく空調費用がかさむことになります。
アスファルトシングル
アスファルトシングルはガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してあるシート状の屋根材です。日本では、2007年の建築基準法の改正により広まったのでまだあまり知られていないですが、アメリカやカナダでは一般的に普及している屋根材で、80%以上の住宅で採用されています。
瓦屋根の約1/8、スレート屋根の約1/2という軽さが魅力です。他にも錆びない、割れない、防水性が高いなど性能性も高く、シート上で柔らかく加工しやすいため複雑な形状にも対応可能です。
デメリットとしては、軽量で薄いため強風で剥がれが発生する可能性があることや表面がザラザラしているので水が滞留しやすくカビやコケが生じやすいことが挙げられます。
日本国内ではまだまだ普及していないため施工実績や技術力のある業者が少なく業者選びが大変なのも難点です。
屋根のメンテナンス方法は部分修理と全面修理があり、全面修理はカバー工法、葺き替え、塗装の3種類があります。
まず全面修理の3つの方法の違いを見ていきましょう。
葺き替えとカバー工法を比べた時、手軽で安価なのはカバー工法です。
カバー工法は、既存の屋根を剥がさずその上にかぶせるため、廃棄物が少なく葺き替えよりも工期が短く手軽に行えます。一方、既存の屋根材が瓦の場合や既存の屋根材が劣化し修理が必要な場合、カバー工法を行うことは難しいです。
また、従来の屋根材の重量に加え新規の屋根材の重量も加わり重くなってしまうと耐震性が低下する恐れがありますので、こちらの確認も必要です。
重量の違いがあるため、軽いスレート材などから重い瓦へ変更することも耐震性の低下につながるため基本的にできません。
また、塗装に関しては、あくまでも既存の屋根材をそのまま使いますので、見た目はきれいになりますが屋根材自体が傷んでいる場合には不向きです。
目で見て確認できる外壁や内装と違い、なかなか確認できないのが屋根ですよね。
中には、見えないのをいいことに無料調査を謳って屋根に上り、修理の必要がないのに「壊れていた」と嘘をついて修理をさせようとする悪徳業者までいます。
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