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昨今のコロナ感染症対策において、手洗いうがいの重要性を改めて感じている方も多いのではないでしょうか。
今までより明らかに使用回数が増えた洗面所。キッチンなど他の水廻り設備に比べつい見落としがちになり、交換のタイミングも分かりにくいですよね。
最近の洗面所は、使い勝手がよく日々の清掃もしやすいタイプがたくさん出ています。
各メーカーが発売しているユニットタイプの洗面化粧台は横幅(間口)が決まっています。
一般的なサイズは750mm、900mm、1000mm、1200mmの4種類ですが、シリーズによって、この対応間口が異なりますので、まずは横幅がどれくらいかを確認する必要があります。
また、高さについても注意が必要です。設置を考えている場所に梁がある場合には、梁の下までの高さに対応しているかどうかも確認しなければなりません。
洗面所のお掃除と言えば、水垢汚れが厄介ですよね。特に蛇口の周りにこびりついた水垢がなかなか取れなくて苦労した経験があるのではないでしょうか。
最近の洗面所の水栓は、ハイバックタイプのものが増えてきています。これは従来の立ち上がりの水栓と異なり、水栓周りに水が溜まることがありません。
また、バックボードとボウルが一体成型になったカウンターもあるので、つなぎ目などもなく水はねを防いだりサッと拭き取ったりすることが可能なのです。壁付け水栓の中でも水栓取り付け部が隠れていて更に水が溜まりにくい構造のものも出ています。(LIXILのキレイアップ水栓など)
洗剤やシャンプーのストック、タオル、着替えなど、とにかく物が多くなりがちなのが洗面所です。
以前は、洗面ボウルの下は観音開きの扉タイプのものが主流で、配管を避けて、自分でつっぱり棚を設けたりすることが多かったと思います。
最近では、引き出しタイプのものも出ており、更に以前に比べて奥まで使えるようになり収納量が増えています。
TOTOでは、奥ひろ収納「奥ひろし」という機能がお勧め。従来は、排水管の形が複雑でその分場所をとってしまっていましたが、排水管の形をシンプルにすることで、収納スペースがなんと約30~50%も広くなったというのです!
洗面所の横に天井まである収納をつけたり、鏡の上にウォールキャビネットをつけたり、洗濯機の横のデッドスペースに置ける棚を設置したりと収納力を増やす方法は様々です。
洗面台の幅も大きくするという選択だけではありません。家族のカタチに合わせて、人数が少なくなり洗面所の渋滞がなくなった分、洗面台の間口を狭くし残りのスペースにトールキャビネットを置くという方法もあるのです。
トールキャビネットは、真ん中に作業用のカウンタースペースがあるもの、引き出しタイプのもの、体重計がしまえるもの、電気シェーバーなどを充電しながら収納できるものなど様々です。どんなものを収納したいか、どんな使い方をしたいか思い浮かべながら選んでみてください。
最近は鏡裏に収納スペースがあるものが主流ですが、その鏡の開き方も進化しているのです。
TOTOのスウィング三面鏡は左右どちらからも開くことができ、左利きの方も快適に利用できます。
また、合わせ鏡として使用したり、前に出すことができるので、メイクしたりコンタクトレンズをつけたりといった細かい作業の際にも身を乗り出す必要がありません。
手前に引き寄せられる鏡は、パナソニックからも出ています。
他にも曇り止めが搭載されているものや鏡の下にゴムやピンなど細かな小物を入れる収納スペースがついているものも。またLED照明が縦についているものもあり、メイクの際の塗りむらやひげのそり残しなどが防げますね。
洗面所は一つの家に一カ所が当たり前でしたが、この頃は玄関近くや廊下にサブの洗面台を設けたいというニーズが増えてきています。
帰ったらすぐ使え、お客様にも利用してもらえるサブの洗面台。コンパクトなシステムタイプだけでなく、洗面ボウルだけのすっきりとしたタイプも。
LIXILでは、洗面ボウルを信楽焼のものを選んだりカウンターをタイルや木から選んだりすることができます。